盛り付けによって格段に料理がおいしそうに見えるとともに、うつわも素敵に見えます。
ホームパーティの時はもちろん、日常のごはんも、うつわと料理によって食卓を華やかにしたい。
そんな盛り付け術や、押さえておきたい和食の配膳の基本をお伝えします。
◎豆皿ちょこちょこ盛り
豆皿に少しずつ盛り付けると品数も多く見えて豪華になります。
色違いのうつわを使ったり、形も色もさまざまなものを使ったり。
ポイントはお盆。
お盆があるとたくさんのうつわがまとまって見えます。
ランチョマットや折敷などでもよいのですが、お盆はおしゃれに見えるだけではなく、配膳や片付けなども楽になるでおすすめです。
ちなみに上の写真のメニューはごはんにお味噌汁、唐揚げとにんじんしりしり、そら豆としらすのオイル和え。
いわゆる一汁三菜です。
【一汁三菜とは】
一汁三菜というのは、ごはん、汁物、主菜、副菜、副々菜を取り入れた和食の構成。
一汁三菜の和食の並べ方はのルールは、左側にごはん、右側にお味噌汁、奥におかずというのが基本です。
おかずは左から副菜、副々菜、主菜と並べるのが正式ですが、うつわのバランスを見て色彩なども考えるとよいかもしれません。
あいているスペースにはお漬物などを置くのもおすすめです。
また、写真を撮る時などに箸置きや植物なども入れると、季節感も出すことができますよ。
こちらはtoukitoでも料理とうつわのワークショップをご一緒していただいているかおりさん。
かおりさんのインスタグラムの投稿はいつも豆皿使いがとても素敵です。
ちなみにこちらの真ん中の青い豆皿はかおりさんの自作なんですよ!
こちらも同じくかおりさんのごはん。
お盆に豆皿がかわいく配置されています。
空きスペースに置かれた箸置きもポイントになっていますね。
◎大皿ワンプレート盛り
和食器の大皿はメイン料理やパスタなどにも使えますが、お酒のおつまみなどを少しずつ盛り付けるとおしゃれな和の雰囲気が味わえます。
こちらは上と同じメニューですが、お皿だけ変えたもの。
どちらも素敵ですが、こう見るとうつわによってお料理の印象ががらっと変わるのが一目瞭然ですね。
季節によって変えたり、お料理によって相性のいいうつわを選ぶ楽しさも味わえます。
トウキトでは陶芸で自分のうつわを作るだけではなく、盛り付けの楽しさや奥深さも学べる料理教室とのコラボイベントを不定期で開催しています。
イベント情報は随時更新しますのでぜひこちらからチェックしてください!
《関連記事》
和食器選びに。どの大きさのお皿が使いやすい?豆皿と小皿の違いは?