バラエティに富んだピアスやブローチがかわいい、ヘミノコト。

ヘミノコトのデザイナーでありテレビ番組のスタイリストとしても活躍中、

パラレルワークをこなす彼女は、そのセンスのよさを生かして服装との相性もいいアクセサリーを製作しています。

どのような思いで作品制作をしているのか、お聞きしました。

 

 


 

「一点ものの陶器アクセサリーをおしゃれのワンポイントに」

 

 

ー「ヘミノコト」ユニークなブランド名ですが、どういった意味があるのですか?

意味を持たない言葉に意味を持たせたいと思って付けました。

昔「ヘミ」という言葉の語感が気に入っていたこともあって、「hemi」というアクセサリーブランドを立ち上げたのが始まりです。



ー陶芸を始める前からアクセサリーを作られていたんですね。

小さい頃からものづくりが好きで、中高生の頃からビーズなどでアクセサリーを作って自分で着けたり、友達にプレゼントしたりしていました。

そのあとも服飾学校に進んで制作を続けていて、社会人になってからはイベントなどで販売もしていました。




ー陶芸を始めたきっかけは?

服飾学校を卒業したあと、スタイリストとしてテレビ局で働いていたのですが、その時に番組の衣装を担当していたキャスターの酒井千佳さんが陶芸に通っていると聞いて興味を持ちました。

5年ほど前から一緒に陶房に通っています。

陶芸ではお皿なども作ったりしますけど、やっぱりアクセサリーとか小さいものを作るのが好きですね。



ーもともと作られていたアクセサリーのバリエーションに陶芸が加わったということになりますけど、陶芸で作るアクセサリーは何が違いますか?

 

より「一点もの感」があるということですね。

ビーズとかパールとかを使ってよくアクセサリーを作るんですが、どれも綺麗に同じものができるんですよね。

陶芸は釉薬のかかり方だったり焼け方だったり、一つ一つに個性があるので、陶芸で作ったパーツをプラスすることによって違ったものになります。

そんな一点もののおもしろさを、アクセサリーを作りながら感じています。




ビーズと陶器パーツを組み合わせたアクセサリーも。

新しいデザインのものは自身で着けて不都合がないかチェック。

 

ーヘミノコトはバラエティー豊かな作品だなという印象ですが、ご自身で特に好きなものはありますか?

 

大きいものよりも小さいものを作るのが楽しいなと思うので、細かい作品が多いです。

なかでもキツネの作品はたくさん作っていますね。

キツネって物語とかでもいつも悪者にされているのがかわいそうって小さい頃から思っていて。

実物を見るとすごくかわいいから、そんなキツネの作品はたくさん作っていきたいと思っています。

特に秋冬はキツネの作品が多くなります。

 

 ブランドロゴのヘミノコトもキツネのデザイン。


 ーさまざまな作品がありますが、どんなことを考えながら作られていますか?

 

アクセサリーはおしゃれのワンポイントになるものを目指しているので、着けてくれたみんなのファッションの気分が上がればいいなと思います。

同年代からおしゃれおばあちゃんまで、自分のこだわりを持っている人たちにおしゃれに作品を取り入れてもらえたら嬉しいです。

 

 

ー今後やっていきたいことはありますか?

 

これからもいろいろ身に付けられるものを作っていきたいと思っています。

もっともっとたくさん陶器アクセサリーを作って、販売して、たくさんの人におしゃれを楽しんでほしいです。

 

ー楽しみにしています。ありがとうございました。

 

 

 

ヘミノコトさんも出展するtoukito展 -冬- は

12月15日(日) 代官山 THE CONOE で開催。

詳細は近日中に公開予定です。

 

 

ヘミノコトの作品はこちらから購入できます。

ぜひチェックしてみてください。