陶芸を自宅で楽しみたい。
でも窯はないし、もっと手軽に陶芸をしたい。
そんな方にぴったりの、家庭用オーブンで焼けるオーブン陶土。
オーブン陶土の楽しみ方、陶芸とどう違うのか、詳しくお伝えします。
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陶芸で使う土の原料は自然から採掘された粘土など天然素材ですが、オーブン陶土は土にポリエチレンやコーンスターチなどの樹脂が含まれています。
陶芸ほど高い温度で焼かなくても、この樹脂によって土が固まるという訳です。
陶芸は工程がとても多く、陶芸用の窯で焼かなければいけませんが(工程についてはこちら)、
オーブン陶土は工程も少ないので手軽に自宅で楽しむことができます。
オーブン陶土の使い方 |
使い方は簡単です!
練る必要もないので、そのまま成形するだけ。
少し乾燥してきたときは水をつけながら形を作っていきます。
2~7日間乾燥させて水分を飛ばしたあと、家庭用オーブンで160~180℃で30~60分焼いて完成です。
焼くと少し色が変わります。
もちろんそのまま完成でも構いませんが、アクリル絵の具などで着色することができます。
はっきりとした発色になりました。
このままでも構いませんし、ニスを塗って光沢を出しても構いません。
専用の耐水・耐油コートを塗れば食器としても使えます。
仕上がりは陶芸の釉薬の光沢や色合いとは少し違いますが、工程も少なく手軽に作れるという点が、オーブン陶土の良さですね。
オーブン陶土の作品例 |
オーブン陶土で何が作れるのか、その作品例を見ていきましょう。
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