うつわ選びの大切なポイントの一つ、大きさ。

和食器の大きさは「一寸」「一尺」などと昔ながらの単位で呼ばれることがあります。

大皿、中皿、小皿…使いやすいお皿の大きさは?

大きさの単位や用途別の大きさ目安をお伝えします!

 

 

 

 

【和食器の大きさの単位】

 

 丸皿の場合、深さによらず、直径の大きさで表すことが多いです。

  一寸=約3.03センチ

 商品名に使われていることも多いので、ぜひ覚えておきましょう。

ちなみに

  一尺=10寸(約30センチ)

  一分=0.1寸(約0.3センチ)

というような長い単位、短い単位もあり、稀に使われることがあります。

 

 

 

【使いやすいお皿の大きさは】

 

 使う用途によって使いやすい大きさが変わります。

大きさは「大皿」「中皿」「小皿」の3つに分けられます。

 

 

◎大皿

8寸(約24センチ)以上のもの。

 

 

 

たくさんの人数分のおかずを盛り付けたり、ワンプレートごはんにちょうどいいサイズ。

 

 

 

◎中皿

5寸~8寸(約15センチ~24センチ)のもの。

 

 

用途によらず使いやすいサイズです。 

5寸皿くらいのものは、ケーキやパンをのせたり、サラダを盛り付けたり、取り皿としても使いやすいですよ。

7寸皿だとメインメニューを乗せる主菜皿になります。

 

 

 

◎小皿

5寸(約15センチ)以下のもの。

 

 

 

醤油皿にしたり、お漬物などをのせたり、小さめの取り皿としても使えます。

 

 

 

◎豆皿

最近よく耳にする「豆皿

小皿のなかでもより小さいものを豆皿と呼びます。

豆皿の目安としては手のひらに乗るくらい、大きさは3寸(約9センチ)より小さなものです。

豆皿をたくさん並べると、食卓も華やかに見えますね。

 

 

 

 


 

 

用途に合わせた大きさの食器選びは、どんなシーンで使うか想像するところから始まります。

毎日使いたいお皿、おもてなしで特別な日に使いたいお皿…

ぜひ自分に合ったお皿を探してみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 《関連項目》

和食の配膳の基本とは。陶器を使ったおしゃれな盛り付け方法

食器好き必見!おしゃれに豆皿を使うアイデア5選